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はじめに
ここ2年連続で大前研一の『日本の論点20XX』を読んでいる。
XXの部分は毎年変わる。
理由は日本や世界の全体を見た時に問題となっていることを手早くとらえたいからだ。
普段なんとなく、ネットニュースをながめている。
社会的にみて大きなニュースなのかどうかではなく、自分が見たいニュースを読んでいる。
これだと社会情勢を偏ってとらえているかもしれない。
このシリーズはプレジデント誌の連載で書いた記事がベースになっている。取り上げている話題も社会的に重要で世間的に関心が高いものが多い。
僕は、社会認識に対する偏りを修正するため、このシリーズを読んでいる。
大前研一は、マッキンゼー出身である。世界的な人脈との交流からえた情報を加えて分析した意見を書いている。
他の人でも似たような本を出している。
理系出身者らしく事実をベースとなる意見が多く、僕には納得のいくことが多い。
このような理由で本シリーズを選んでいる。
心に留めるべきこと
Part1国内編の巻頭宣言
次のように言っている。
日本が秘めているポテンシャルを考えると、GDPの10%近くを観光産業で稼いでもおかしくはない。訪日外国人旅行者6000万人を達成できるのであれば、観光と富裕層の移住を併せたインバウンドの年間消費額は15兆円どころか50兆円のポテンシャルを持っていると言える。
これは大いに可能性がありそうである。まだまだ、観光による消費には伸びしろがありそうだ。
僕は、ゴールデン街によく行く。
ゴールデン街にも沢山の外国人観光客が押し寄せている。単純に珍しいから来ている人ももちろんいる。
なかには、日本の文化を知りたくて来ている人もいる。そのような人は会話をもっと楽しみたいようだ。
だがゴールデン街のお店の大半は一過性の観光客として扱っている。
外国人観光客に対しても、もっと会話を楽しむ接客を行えばリピーターやたくさん飲む人も増えると思う。
もったいない。
Part 2海外編の巻頭宣言
海外のニュースを見ていて不安に思うことについて明快な答えを出してくれている。
現在、世界で起きている現象を一言で言えば「日和見的な右傾化」である。各国で右派政党やポピュリスト政治家の勢力拡大が続いているが、有権者の多くは、極端な右傾化を全面的に支持しているわけではなく、適度にバランスをとっている。
理由も明快である。
右傾化の背景にあるのは移民の流入である。
日本も今後外国人の労働力を取り入れて行くことになる。
似たような状況はありそうである。
気をつけてみていきたい。
こんな人にオススメ
以下のような人にオススメです。
- 国内および海外の重要事項について偏りのない事実を知りたい。
- 事実から導き出される結論を知っておきたい。
- 効率良く情報を入手したい。各項目10ページ前後でコンパクトです。
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