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はじめに
とても好きなマンガを紹介する。
ワンダンス。ストリート系ダンス漫画だ。
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価格:748円 |
公式サイトの紹介を載せておく。
ダンスに没頭する湾田光莉(わんだ ひかり)に魅せられた小谷君。彼女と一緒に踊るために、未経験のダンスに挑む!
自分の気持ちを抑えて、周りに合わせて生活している小谷花木(こたに かぼく)。
そんな彼が惹かれたのは、人目を気にせずダンスに没頭する湾田光莉(わんだ ひかり)。
彼女と一緒に踊るために、未経験のダンスに挑む!
ワンダンス公式サイト より
ここから先はネタバレありあり、好きなところを語りまくる!
その前に、人の呼び方だけ決めておく。
主人公は小谷花木なので、カボとする。ヒロインの湾田光莉はワンダと呼ぶ。
その1
最初、この絵に心を持っていかれる。
カボに見られていることも知らず、無心に踊るワンダ。
目の前に写る自分に集中。
自分の理想を求める。
首の筋の立ち方、そこから胸部にかけての筋肉を感じさせる影の入れ方。
上半身に比べ、下半身の筋肉があまり無い様子からダンス歴は長くないのかもしれないと感じる。
雲のような、蒸気のような、描き込み。
ワンダの熱さとエモーションを感じる。
カボの魂をわしづかみにする。
その2
ワンダに踊る理由をたずねるカボ。
最初は「好きだから…」「喋らなくていい」と答える。
ワンダのダンス練習の場所。
カボはワンダにダンス部に入りたいと話す。
その後に、この絵。
吹っ切れたというか、自分の内面に気づく“自由になれる“という言葉が良い。
その3
ダンス部仮入部で見学シーン。
部長 宮尾 恩が登場する。
彼女も魅力的なキャラ。ダンスがうまくて、語り口にユーモアがある。
恩ちゃんと呼ぶ。
ダンス部シーンでは、恩ちゃんのダンス用語の解説が自然に入ってくる。
例えば「アイソレーション」
体のパーツを独立させて動かす練習。胸だけ、肩だけ、腰だけ。ストリート系のダンスを観ていると良くこんな動きができるなってことがあるが「アイソレーションしてるからなんだ」と納得した。
ダンスシーンでは、ほとんど曲名が入っている、これも楽しい。
その4
この見開いた眼が好きです。
そのあと、「私だけ見て踊ったらいい」とワンダからアドバイス。
変化のきっかけになるシーン。
開眼するのは、まだ少し先。
その5
「音楽があって その後にダンスがある」
当たり前のことに気づき自由になって行く。
「何も考えなくていい」
音楽にのっていくだけでいいと、感じとるカボ。
この絵、線で動きをスパークで止めやアクセントを表す。
自由にダンスを楽しんでいて、スピードとモーションが融合してる。
最後に
パフォーマンスの撮影を頻繁にしてて、ストリート系やコンテンポラリー系のダンスを見ることがある。
この漫画は本当にストリート系ダンスを知ってる人が描いてると思っていた。
作者の珈琲さんをネット検索したら、やはり、ストリート系ダンスの経験者だ。
珈琲さんのダンスシーンの絵がとても好き。
デッサンとして必ずしも正しくないかも知れない。
けど動きを絵に表した時の遠心力に振られて体のパーツが動く感じ。
曲線で細かいボディパーツの動線を表し、音楽のニュアンスをくみ取ってることを表す感じ。
経験者の目線でしか描けない絵。とても好きです。
あまりにハマっていて、背筋に寒気を感じることがある。
ストリート系ダンス漫画を読みたい人へ、とてもお勧め!
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