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2度目の桜シフォンケーキ
スターバックス・スイーツのマイルール
スターバックスの桜シフォンケーキを食べている。
2度目だ。
スターバックスのスイーツは、発売後1回だけ食べる。
これがマイルールだ。
ダイエットしているからだ。
体重維持だけが目標である。
毎日スイーツを食べなければ良い程度のことだ。
マイルール破り
なぜ、マイルールを破り、2度目を食べたのか。
3つ理由がある。
1つ目の理由。
朝、JーWAVEで桜の開花宣言を聞いた。
桜を感じたくなった。
2つ目。
仕事が少し片付いた。
これで、お祝いに食べようと決断した。
そして3つ目。
単純に桜シフォンケーキが美味しかったから。
桜シフォンケーキを食べる
買うまで
スターバックスへ、少し急いで向かう。
そんな時は体が軽い。
スターバックス・シモキタエキウエ店に入る。
席をとり、カウンターへ向かう。
ケースに桜シフォンケーキが並んでいることを確認する。
桜シフォンケーキとカモミールティーと氷なしの水を頼む。
小田急ポイントは必ずつける。
席につく。
刺激を与え味を出させる。
いよいよだ。
まずは、桜シフォンケーキの周りにある透明シートをはずず。
桜シフォンケーキ外観
ピンクのシフォンに白いクリームがたっぷりとのせられている。
上には、桜の花。
食べ始め
続いて、右側の舳先をフォークで切っていく。
突き刺して口に運ぶ。
桜の香りが口の中に広がる。
クリームとシフォンの舌触りと自然な甘みを楽しむ。
なぜ桜の香りがするのか。
スターバックスの桜シフォンケーキは、桜の葉がシフォンに練りこんである。
桜の香りがする。
シフォンは、ピンク色だ。
これは桜をイメージさせるために着色しているのだと思う。
舌が驚く
シフォンを半分食べたところで、姿勢を正す。
桜シフォンケーキの上に濃いめピンクの花がのっている。
塩漬けの桜の花だ。
フォークで、すくいあげる。
舌に乗せる。
塩味が効いている。
ちょっと舌が驚く。
これがアクセントになる。
3つの思い出
桜の香り、イコール桜もちの葉の香りだ。
思い出すことが3つある。
ゴールデンウィークに桜もち
1つ目は、ゴールデンウィーク直前に桜もちを食べた記憶だ。
「なぜ?」と思う人が多いかもしれない。
それが普通だった。
僕は、岩手県北部の生まれ。
桜は、ゴールデンウィーク直前に咲き始める。
ゴールデンウィーク頃に桜もちも食べていた。
少しだ高台にある中学校に通っていた。
校舎の前の桜も同じゴールデンウィーク直前に咲きはじめる。
ゴールデンウィークが終わり登校すると花が散っている。
一度も満開を見たことがない。
桜は野球グラウンドを見下ろしていた。
グラウンドには復興住宅が並んでいると聞く。
あの桜、まだ残っているだろうか。
ズブロッカ好きの知人
2つ目は、ズブロッカ好きの知り合いのことだ。
一部の酒飲みにとっては当たり前だが、ズブロッカは桜もちの香りがする。
ズブロッカを何杯も飲む。
ついでに、お店の人にもご馳走する。
美味しそうに飲むので、たまに僕も飲む。
ズブロッカ好きは、コロナでお亡くなりになったと聞いた。
桜シフォンケーキを楽しむと同時に寂しさも感じる。
僕にとって塩漬けの桜が必要な理由だ。
映画「春に散る」
3つ目は、映画「春に散る」のことだ。
4人の老ボクサーが若いボクサーをコーチし成長してゆく。
ボクサーの生きづらさ、はかなさが印象に残る。
試合シーンで、熱くなって涙を流した。
終わり近くの桜シーンは心に残る。
気になる方は見て欲しい。
無料期間があるUーNEXTにて視聴可能だ。
桜シフォンケーキの幸福と感傷
桜シフォンケーキを食べ終わるまで、5分ほどだ。
幸福な気持ちになれる。
感傷にひたることができる。
弔いの気持ちを込めることもできる。
スターバックスのスイーツは傑作が多い。
これは傑作中の傑作だ。
シフォンケーキと桜もちの香りが好きな人は、すぐに食べるべきだ。
そして思い出に心おどらすべきだ。