オススメ・ハカセ

下北沢ハカセからのおすすめ

【オススメ】いきなり刺してくる通り魔か?:書けないんじゃない、考えてないだけ。

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書けないんじゃない

 

はじめに

刺さる、いや刺してくる文章の書き方を教えてくれる本です。

 

タイトル:書けないんじゃない、考えてないだけ。

著:かんそう

書けないんじゃない、考えてないだけ。 [ かんそう ]

価格:1650円
(2025/4/13 15:44時点)

目を背ける

インパクトがあるタイトルです。

「かんそう」流の刺す文章を書く極意が紹介されています。

 

最初に本気で考えた時間が大切だとの主張が出てきます。

私は、どのくらいの時間考えているのか。

この本を閉じて、目を背けたくなりました。

 

キモさの見せ合い

「文章というのは、つまるところ「キモさの見せ合い」です。誰がよりキモい文章を書けるかの勝負。文章を書く人間にとってキモさとは「強さ」。

 

「キモさ」や「人に知られたくない恥ずかしいこと」の文章を読みたくなります。

キモさは、怖いもの見たさかもしれません。恥ずかしいこと、つまり隠したいことは、みんなが知りたいです。読みたくなります。

共感したい、安心したい、驚きたい、人間は感情に支配されています。

 

秋元康を飼う

その戦いを制するために、私は自分の中に「イマジナリー秋元康」を飼っています。

秋元康のことは、キモいと思っていませんでした。

かんそうさんに例をあげ説明され納得しました。

 

秋元康が作詞した「セーラー服を脱がさないで」は名曲です。

放送禁止にならない言葉だけで、エロを感じる歌詞です。

学生時代に聞いて、今思うと恥ずかしいのですが、かなり感情を乱されました。

 

180度違う方向ですが「川の流れのように」も名曲です。

サビの「ああ 川の流れのように〜」は記憶に残ってますよね。

その前の1番の出だしは、このようになっています。

知らず知らず歩いてきた 細く長いこの道
振り返れば遥か遠く 故郷(ふるさと)が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生

本当に簡単な言葉だけで人生を表していますよね。 

 

感情を乗せてはしる

〜と「自分だけの感情の文章」にすることで、感情が乗った疾走感のある文章が完成します。

これは実感があります。自分の感情を乗せて書いた文章は、つたない文であっても、なぜかウケます。

疾走感もあると思いますが、加工していない「ナマ」の感覚が伝わるのではないでしょうか。

 

100人全員と白目むく

100人全員が「うんうんわかる」と白目を剥く「広いあるある」と、「こんなのわかるの俺しかいない」とヨダレを垂らす「狭い固有名詞」。これらを上手く使い分けることで殺傷能力の高い「刺す文章」になります。

この使い分けは、初めて聞きました。オリジナルのノウハウだと思います。

「白目を剥く」とか「ヨダレを垂らす」とか、強い表現で印象に残ります。

まさに「殺傷能力」が高い文章です。

自分のことで言ったら、「マグロ」が好きだが「ホヤ」も好きだと言う感じでしょうか。

子供の頃からマグロは好きでした。「ホヤ」は美味しいと思えなかった。いや、嫌いでした。でも大人になって食べてみると、「にが甘くて、磯の香りがする感じがうまいな」と思うようになってました。

 

脳汁を出す

「真の推敲」とは「読んでいて自分の脳汁が出るかどうか」、つまり自分が面白いと思える文章にすることです。

文章の書き方の本では、似たようなことをみんなが言っています。

「かんそう」さん独自の「脳汁」表現で、まさに「脳汁」が出る文章になってます。

脳汁といえばゴールデンカムイの鶴見中尉を思い出します。

あんな風に脳汁が出る文章はなかなか書けないですね。

めったにないです。

レアですが心の感動や情動が表現できて、自分の心に響いたた時、脳汁が出ます。

へたくそでも読んでもらえる記事になる。

 

あなたも、この本で脳汁の出し方をつかみましょう!

書けないんじゃない、考えてないだけ。 [ かんそう ]

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